セネガル研修活動報告⑫サン・ルイ観光1日目

この日はサンルイ滞在1日目です。

サンルイは、8日目に訪れたゴレ島と同様、フランス商館が置かれた都市であり、17世紀以降、フランスの西アフリカ支配の拠点としての役割を担っていました。現在では「サン・ルイ島」として世界遺産にも登録されています。

街を歩いていると、西洋風の建物や計画的に整備された街並みに、かつての植民地時代の面影を感じます。

実は、あのサン・テグジュペリが『星の王子様』を執筆した場所としても知られており、彼が滞在していたホテルには多くの観光客が訪れているようでした。
もしかして『星の王子様』に登場する砂漠やバオバブはサンルイからインスピレーションを受けているのでしょうか、、?

街を散策していると、どこからともなく歌声が。近くの教会でミサが行われていたのです。
セネガルといえばイスラーム教のイメージが強いですが、少数ながらキリスト教徒もおり、人口の約3%を占めています。ムスリムの人々も少数宗教に対して寛容で、国内での宗教対立はあまり見られません。教会の中で響く讃美歌の打楽器のリズムは日本ではあまり聴くことのない音色で、とても新鮮でした。

昼食には、セネガルを始め、西アフリカで広く愛されている国民食「マフェ」を食べました。一見するとカレーのようですが、どちらかと言えばシチューに近く、ピーナッツペーストをベースにしたソースが特徴です。日本のアフリカ料理屋さんで食べるよりもピーナッツの風味が際立っており、美味しかったです。

次の日もサンルイに滞在しています。いよいよ旅も終盤です。

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