セネガル研修活動報告⑥CESAGホームステイ3日目

今日はホームステイ最終日でした!

帰る時間は決めていなかったのですが、バスの都合で他のお宅にお世話になっていたメンバーが合流することになりました。急なお願いにもかかわらず、他メンバーを快く迎え入れてくれたホストファミリーの皆さんには本当に感謝です!朝食はオムレツをパンと一緒にいただきましたが、1人あたり卵2、3個が使われて、朝から豪華な食事をいただきました。付け合わせのパンは合流したメンバーが市場で買ってきてくれたものだったのですが、その安さに驚愕しました!

お昼の時間まではお互いのホームステイでの出来事を共有しながらゆったり過ごしました。各家庭の違いを感じながら、このおうちにお邪魔できたことも一期一会でとても貴重な出会いであったことを実感し、思い出に浸っていました。その後ホストファミリーにお願いしてみんなでお昼ご飯を一緒に作ることになり、セネガル料理のチェブジェン (thieboudienne)を作りました。「チェブ」はお米、 「ジェン」は魚という意味で、パエリアのような料理です。筆者はホームステイ初日にもチェブジェンをいただきましたが、この日作ったのは初日と具材が少し違っているようでした。チェブジェン作りに使われる野菜は人参やかぼちゃ、ナスなど日本でも日常的に食べられているものが多かったです。その一方でキャッサバやビサップの葉も使われており、日本の食事との違いを感じました。特に驚いたのが使う油の多さです。小さめのボトル2本分の油を鍋に躊躇なく注いでいるところを見て、驚愕しました。食事が完成するまでにはおよそ2時間程度かかりました。前日まで、食事の用意ができるまで部屋で休んでいたので3日分の食事を手間ひまかけて用意していただいていたことを知り、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。いざ、自分たちも手伝った料理を食べてみると、料理の過程で目にした食材に気づき、より一層食事を楽しむことが出来ました。

セネガルの食事の時間は日本より2-3時間遅いので、食事を食べ終わった頃にはもう16時になっており、お別れの時間になってしまいました。筆者自身セネガルの家庭にお邪魔するのは初めてで、 英語も満足に伝わらない環境下で最初は不安に感じる部分もありました。しかし、ホストファミリーの方々と一緒に過ごす中で、徐々に打ち解けあいながら文化の違いを楽しむことが出来ました。ホームステイ中につけてもらったFatouというセネガルネームもとても大切な思い出になりました。最終日はホストファミリー全員とお別れをすることができなかったのですが、名残惜しさを感じながらも、友人たちと共に帰路に着きました。寂しさを感じる一方宿では久しぶりに研修メンバーと会うことができ数日間の互いの体験を共有しながら楽しい夜を過ごしました。

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