セネガル研修活動報告④CESAGホームステイ1日目

今日は、研修メンバー13人のうち、7人が二泊三日のホームステイに旅立ちます。2人、2人、3人と分かれ、三家族にお世話になります。

ホームステイ先への出発は15時ごろの予定だったので、午前中の予定は空いていました。そこで参加することにしたのが、ソフトボール大会。在セネガル日本人の方々のチームに加入させていただき、アメリカのチームと試合をしました。在セネガル日本大使館、豊田通商、JICA、ヤマト運輸、日本料理レストランなど、様々な機関で働いていらっしゃる日本人の方々と交流ができ、非常に貴重な経験でした。ちなみに、筆者はサードを守っていました。試合終盤に筆者のミスが絡み逆転された時は焦りましたが、チームメートの皆さんの爆発的打力のおかげで、最終的には11対10で勝利することができました。毎年開かれている大会だそうですが、昨年は日本チームが優勝したとのことで、今年も是非優勝したいところです。研修メンバーは初戦しか参加できませんでしたが、この日誌を書いている2月16日に決勝トーナメントが行われるはずなので、結果を楽しみにしているところです。

ちなみに、宿からソフトボール大会の会場まではタクシーで移動し、セネガルで最大手の配車アプリYangoを初めて利用しました。タクシーの内装は綺麗なものが多く、運転手さんも安心して運転を任せられるような方々ばかりで、非常に快適に移動することができます。15分ほどの距離で1000CFA(約250円)なので、日本のタクシーと比較するとかなりお手頃価格です。

さて、ソフトボール大会から帰った後は、宿で荷造りをした後、再びYangoを利用してホームステイ先へ出発しました。筆者がお世話になるのは、RufisqueというDakarから車で一時間ほど離れたところにある街。Adjaさんという大学院生と彼女のご家族が住む家です。
AdjaさんはCESAGという高等教育機関でプロジェクトマネジメントを学んでいます。彼女は、大学院生として学びつつ、CESAGで職員としても働いている超優秀な方です。学業と仕事を両立させている多忙スケジュールの中、筆者を含む3人のホームステイを受け入れてくださり、本当にありがたい限りです。

Adjaさんの家に着くと、ルームツアーをしていただいた後に夕飯をいただきました。”Vermicelles au poulet” というお料理でした。めちゃくちゃに美味しかったです。夕飯を食べて少し休んだ後に、近くのお店にアイスクリームを買いに行きました。往復20分強の良い散歩になりました。お店では、メロンとスイカの二つのフレーバーをカップに沢山よそってもらいました。私達3人分のアイスをAdjaさんに奢っていただき、またもやありがたい限りでした。

家に帰ってからは、メンバーの一人の研究テーマであるセネガルの宗教について、Adjaさんとご家族にインタビューをしました。とても丁寧にインタビューに付き合っていただき、ムリッド教団(セネガルの主要なスーフィー教団の一つ)の創始者であるバンバの本も見せていただきました。

インタビューが終わってからは、テレビルームでセネガルのドラマや音楽などをAdjaさんと一緒に見て1時間ほど過ごしました。セネガルの文化を肌で感じられる最高の機会でした。その後はシャワーを浴びてから、豪華なダブルベッドでゆっくり眠りました。寝るときにも、Adjaさんがブランケットを貸してくれたおかげで、快適に疲れをとることができました。

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